
読売新聞 千葉版「ひと」
仏教の宇宙観 CGで ── 市川の住職でCGアーティスト 中山雅紀さん
2024年3月のパリ・ファッションウィークで、仏教の宇宙観を表す曼陀羅を独自の数式で幾何学模様にした布地のドレスがランウェイを歩いた。東京のデザイナー、ヒロコ・トクミネさんとの共作で、トクミネさんは「数学的思考と芸術表現を高い次元で融合し、非常に独創的」と評する。中学の授業で出会ったプログラミングとフラクタルへの魅了、CGの黎明期を築いた河口洋一郎さんとの出会い、学生CGコンテストでの最優秀賞と国立新美術館での展示を経て、2014年に父から住職を継いだ歩みを紹介。「寺に神秘性は要らない」「仏教ってめちゃくちゃ理論的」と語り、科学も仏教も世界をありのままに受け入れる訓練だとする。
2026年3月1日付 朝刊 千葉版 25面(大和太郎記者)。



